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時計台ギャラリー

昨日26日は、市民ギャラリーで 『日本水彩画会北海道支部展』
今日は、時計台ギャリーへ 『白鳥信之個展』 と 『ACT 5 展』
近頃、絵を観るのが楽しくてたまらない。

西江 恭子さんの水彩画作品に圧倒され、
暫し佇み眺めていると、見知らぬ男性が横に・・「素晴らしい絵ですね」と、
私「ええ、本当に」
見知らぬ人間が相手を見ることもなく、只じっと正面の絵を見続ける。
強いエネルギーを放つ二枚の絵は言葉をも呑みこむ。
5分ほどもそうしていただろうか、
突然その男性は「視点の定まる絵は気持ちがいい」と一言。
ああ~本当に・・・・・・そう、そう思います。
あの方は、何方だったのかしら?その方の顔も見ていない・・・・・・
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白鳥信之氏個展。
筆致の素晴らしさ、線の美しさ確かさ柔らかさ、
女性を描いた『六月の風』という作品は、
まるでそこに吹いているかのような、爽やかな風を、
頬に髪に感じさせます。
思わず目を細めて、髪に手をやり、微かに微笑んでしまう。
そして、フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」の模写。
驚くほどの透明な肌の質感。
また、いくつもの林檎の作品たち。可愛らしくも実に生き生きとしています。

この方は、どんな経歴のかたなのかしら?
以前に確かにこの方の作品を拝見したことがある!と思います。
札幌在住ということですが・・・・・・
時計台ギャラリー3階の、全室を使っての個展です。
各部屋毎にテーマがあり、見応えのある個展でした。

『ACT 5展』
5名全員、全道展会員の方たちです。
詳しい内容はこちらをご覧ください。
時計台ギャラリー_a0048799_26688.jpg


お話変わって(^_^)
帰りに、紀伊国屋書店へ寄ってきました~♪
書店も大好き!一歩中へ入ると、時間を忘れてしまいます。

文庫本コーナーで、思わぬ本との出会いがありました。
クロフツの「樽」、カトリーヌ・アルレー「わらの女」、アイリッシュ「幻の女」、
ディクスン・カー「火刑裁判」、エラリー・クイーン「Xの悲劇」等々、
懐かしい本がズラリと!
いずれも思わず手に取り、購入しようと・・・・・だが、まてよ(-_-;)
どれも我が本棚にありそうな?
衝動的思考に急ブレーキ!
しかし、それにしても・・・今何故に、
30年以上も昔の推理小説が平積みになっているのかしら?(*_*)
名作は永遠に不滅とは思いますが(^_^)v
by chi-ko11 | 2006-07-28 02:06 | 美術
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